中村洸祐

仕事は、今はとある所で図書館員をしています。
趣味は東京の下町路地裏散歩と銭湯巡りを。
銭湯検定2級、銭湯ガイドマイスターです。

mixiでは映画鑑賞日記を。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=555866

youtubeにはピアノ弾き動画なんぞを上げてます。
http://www.youtube.com/user/yujih30?feature=mhee
よろしければお立ち寄りください。

※写真は清水くんと小笠原で。高校の修学旅行の時のです…あぁあの頃 僕は若かった……

銭湯から街を知る

(清水宣晶:) 迎えに来てくれて、ありがとう。
(※この日は、車で、一緒に横浜の銭湯に行くことになっていた。)
今日行く銭湯は、
なんていうところ?

(中村洸祐:) 僕のオススメの、阪東橋にある、
「仲乃湯」っていうところ。

そりゃ楽しみだなあ。
お、、この曲、「TM NETWORK」!?

今日は、清水くんに会うからと思って、
TMの曲をプレーヤーに入れてきたよ。

おおお!
全曲入れてあるの?

いや、好きな曲だけ。

この、
新旧とり混ぜたセレクションがいいねえ。
この頃、小室哲哉も木根尚登も、
ほんとにいい曲を作ってたね。

僕はね、作曲家は尊敬するよ。
どんな人であっても、一曲でもいい曲を書いていれば、
その人は、素晴らしい作曲家だと思う。

それは、
音楽の奥深さを知ってるからこそ、
実感としてよくわかることなんだろうな。
中村くん、銭湯に通い始めたのって、
いつぐらいからだった?

2年前ぐらいからかな。

あ、そう!
結構最近だね。

そう、銭湯めぐりは、かなり最近の趣味。

何か、
銭湯の世界に出会ったきっかけがあったの?

やっぱり、銭湯マップと、
お遍路のスタンプラリーを手にした時だね。

それはわかるなあ。
このスタンプラリーは、かなり燃えるよね。
(※東京浴場組合では、都内の銭湯88箇所をめぐると、
認定証と記念品がもらえるスタンプラリーを開催している)


前の職場があった末広町に、
「つばめ湯」っていう、都内で唯一、
登録有形文化財に指定されている銭湯があるんだけど。

うんうん。

そこに、昼休みの1時間の休憩時間に、
パッと銭湯に行って、すぐに戻る、
ってことをやってたことがあるんだよ。

昼休みの短い時間に行ってたのか。

銭湯って、だいたい15時くらいから営業なんだけど、
そこは珍しく、朝の6時からやってて。
で、他にも早くからやってる銭湯がないかなと思って、
「つばめ湯」の人に聞いたら、銭湯マップを見せてくれて。

なるほど。

「ああ、東京ってこんなに銭湯があるんですねぇ」と。
営業時間のこととかもいろいろ載ってたから、
そのマップを買って。
そしたら、それにスタンプシートが付いちゃってるからさ。


ぶはははは!
この、スタンプシートが、ヤバいんだよな!
この罠に、多くの人がハマって人生変えられてると思うよ。

88箇所コンプリートしたシートが2冊あるんだけど、
それを眺めるのも、また楽しいんだ。
スタンプに、銭湯の名前の他に、
「大田区12番」とかって番号が書いてあって。

あ、そうか、
銭湯ごとにスタンプが違うんだね。

だから、それを見ると、
「ああ、この頃は大田区ばっかり行ってたな」とか、
「この時期は遠くまで遠征してたな」とか。

銭湯マップは、
いつも持ち歩いてるの?

持ち歩いてる。
今日も、持って来てる。


これは・・スゴいな!
あちこちに、びっしり書き込みがしてあるね。

初めは、書き込みとかしてなくて、
○だけつけてたんだけど。
なんか書いておかないと忘れちゃう、と思って、
メモを残すようにしたんだ。

これは、銭湯をまわっているうちに、
東京を知ることが出来るなあ。

そうなんだよ。
特に、街歩きが楽しいなーと思えたのは文京区、
銭湯巡りをしてなかったら、
絶対ここは歩かない、っていうような細い路地裏とかを歩いてるから、
それがほんとに楽しい。

ただ散歩する、っていうだけよりも、
何か目的があって歩いてるほうが楽しいよね。

この湯めぐりマップも、細かい道まではわからないから、
見ながら行っても、
夜なんかは、結構迷っちゃったりするんだよね。
そういう時は、上のほうを見ながら歩くわけ。

煙突がないか見るんだな。

そう、まぁ、最近はマンションタイプも多いけどね、
あとは、お湯の匂いがしてるかを探したり、
桶の音とか聞こえないかな、とか耳をすましたり、
そうやって、雰囲気や空気を感じて、銭湯から街を知る、
っていうのは面白いなぁと思って。

そうだね。
街を見る「軸」があるっていうのはいいよ。
自分なりの街の地図が出来上がるよね。

そう、例えば、たまたま入った中華料理屋が、すごく旨かった、
とかっていうことも、よくあるじゃない。(逆もあるけど…笑)
こうやって自分の足で歩いてるから、
少しずつ、自分の中の地図が
広がっていくっていう楽しさがある。

いいねえ。
この、×マークがついてるのは、
行けなかったところ?

そう、行く前につぶれちゃった、
っていう銭湯が結構あって。
ほんと、銭湯は今、経営難で、
週に1軒はつぶれてる。

あ、そんなに!?

だから、年間で40~50軒ぐらいだよね。
僕が銭湯行脚を始めてから数えても、
100軒以上がなくなってる。

そうなのか。

僕が持ってる銭湯マップは平成19年版なんだけど、
今年、また改訂されて新しいのが出たんだよ。

あ、毎年出るものではないんだ?

そう、久しぶりに出た。
19年版では、東京都内の銭湯は935軒て書いてあるんだけど、
今(23年版)はもう、800軒ないんじゃないかな。

そんなに減ってるのか!

だから、浴場組合のホームページで、
廃湯情報を調べてから行かないと、
行ったら、つぶれて更地になってた、とかある。

そうなんだな。
これは、廃湯とのタイムレースだね。
つぶれそうなところから先に行かないと、
永久に行けなかった銭湯ってのが出てくる。

まあ、全部の銭湯をめぐることが目的じゃないから、
のんびり楽しみながら巡ってるけど、
そうしてる間にも、
どんどん数は少なくなっちゃってるね…。

銭湯に求めるもの

(仲乃湯に到着)


これはまた、かなり渋い銭湯だな!

あの、窓から見える天井が、
いい味出してるでしょ。


(着替えて、湯に入る)

銭湯ってのは、
やっぱり、若い人は少ないね。

少ない。
だから、たまに若いお父さんお母さんと、
小さい子供なんかが入ってきて、
ワーワー言ってるのを見ると、たまらなく嬉しくなる。

そういう銭湯もある?

時々、出くわす。
本当に賑わってたのが、
文京区の「月の湯」っていうところで。

家族連れがたくさん来てるの?

そう。
小さい子がいて、そのお父さんが、
「お母さんのところ行ってきな」とか言うと、
脱衣所の、男湯と女湯の間にドアがあるでしょ、
そこをバタンて開けて、
ダダーッて向こうに走っていったり。
なんて微笑ましい光景なんだ!って思う。

(笑)なんか、
日常っぽい風景だね。

そういう中に、僕みたいに、
あちこち銭湯をぷらぷら巡ってる、
よそもんの若者が入ってきても、気にせずに、
「こんにちは」って話しかけてくれちゃったりするし。
なんか、人の温かみに触れるなぁ、て…。

そうだよなあ。
銭湯に来てるおじいさんたちなんかは、
家の風呂に入らず、銭湯に来るっていうのは、
どういう理由で来てるんだろう?

銭湯のほうが気持ちいいんじゃないかな。
知ってる人も、たくさん来てるし。
それこそ、公民館みたいなもんだよね。

そうか。
コミュニティーセンターと一緒だな。

脱衣所に、よくテレビなんか置いてあって。
それで、夕方のニュースなんか一緒に見てると、
おじいちゃんとかが、僕に、
「ほんとよぉ、民主党はどうしようもねぇよなあ。」
とかって、言ってきたりするんだよ(笑)。

わかるなあ!
ああ、そういう雰囲気いいな。

銭湯って狭いから、そういうのがあるんだよね。
スーパー銭湯なんかだと、もう、
広すぎちゃって、知らない人ばっかりだから、
「こんにちは」なんてことは、まず無い。

(番台のおばさんが、ガラッと扉を開けて、
こっちに歩いてくる。)
ちょっと、あなたたち、
こっちに露天風呂あるから入っていきなさい。


あ、、はい。
ありがとうございます。
じゃあ、露天風呂のほうに行こうか。


この銭湯は、
露天風呂があるから、長湯が出来ていいんだよね。

いつもは、そんな長く入らない?

だいたい、
トータルで20分ぐらいしかいない。

オレもそうだなあ。
それだけ早風呂ってことは、
肩凝ってるとかいうわけじゃないんだね。
銭湯には何を求めていくの?

街とか、建物に興味があるってこともあるけど、
やっぱり、人だね。

そうだよね。
単に風呂に入る、ってことだけだったら、
家だっていいわけだからね。

番台に変わった人がいたりすると、
それだけで印象に残っちゃう。
こういう、スタンプラリーとかやってると、
他の銭湯のスタンプがたくさん押してあるのを、
番台の人が見るから、
「結構行ってるねえ」なんて言われて。

会話の糸口になるね。
スタンプラリーってのは、
そういういいところもあるんだな。

そうすると、
「あのペンキ絵はね、早川先生の最後の作品だから、見てって」
なんて、声かけてくれたり。

早川先生、
ってのは有名な絵師なんだ?

そう、神奈川県のペンキ絵は、
結構、早川富士が多い。
残念ながら平成21年に亡くなられてしまったんだけど。

そうなのか。

あと、「月の湯」って、撮影とかに使われることも多いらしくて、
芸能人のサインなんかもあるんだけど、
最高なのが、サインが大事に飾ってあるんじゃなくて、
床に、絵本とかが置いてある中に、
ドサッて無造作に置いてあるの。

ぶははははは!
本みたいに、自由に見れるようになってるんだな。

で、ああ、仲里依紗ちゃん、来たのか、
南野陽子も来たのか、とか見てたら、
ジャッキーチェン、て書いてあるサインがあって!
「マジですか!!?」って、
番台のおばさんに思わず聞いちゃったよ。

(笑)そうか、ジャッキーチェン、
ファンだもんね。

「ジャッキーは、あの湯船に入ったわよ。」って、
教えてくれたから、
あぁ、ここにジャッキーが・・って思いながら入ったり。
だからほんと、行かなきゃわからないような、
思わぬ発見が、たくさんある。

銭湯検定の内容

(湯あがりにコーヒー牛乳を飲んで)
あ、じゃあ、お疲れ様です。

この「仲乃湯」は、ほんとスゴいね。
拝観料を払って見てもいいぐらいの価値がある。

そう、文化財だよね。
ちなみに天井がこうやって、格子状になっているのは、
「格(ごう)天井」といいます。


へえーー。

で、この、
壁と天井の境の部分がうねってるのは、
「折り上げ」っていう様式で。

なるほど、なるほど。

だから、
こういう銭湯に出会った時には、
「ああ、見事な『折り上げ格天井』ですねぇ。」と、
こう言うわけ。

ぶはははは!
玄人っぽいなあ。

こういうのは、だいたい宮大工さんが作ってて、
「キングオブ銭湯」と呼ばれている大黒湯(北千住)なんかは、
この、格天井のマス一つ一つに、絵が描いてあったりするの。

もう、そうなってくると、
ほんと、由緒ある寺や神社とかと一緒だね。

そう、あと番台の枠木も、
「雲形(うんけい)」っていう、凝った形をしてたり。
銭湯の番台ってのも、
今はだいぶ減っちゃったんだけど。

銭湯で、番台が無いところあるの?

改装して、脱衣所の入り口を奥のほうにして、
フロントカウンターにする、っていうタイプが今は多い。

そうか。
この、番台っていうスタイルに抵抗ある人が
増えてきたってことなのかもな。

「江戸東京たてもの園」ていうのが小金井にあって、
そこは、古い銭湯を移築して、
歴史的な建物を保存してあるんだけど。
この「仲乃湯」みたいに、これだけ立派な建物を残しつつ、
まだ営業している、っていうのは本当に貴重だと思う。

そうだね。
営業しているうちに来れて良かったよ。
こういう銭湯は、いつ無くなっちゃうか、わからないね。

そう。
だから僕は、なるべく、
番台タイプの銭湯から先に行くようにしてる。

そんなの、
行く前にどうやって知るの?

銭湯マップに、
番台タイプか、フロントタイプか、
書いてあるから。

ほんとだ!
このマップ、ほんと優れものだな。

マップを作ってる、東京浴場組合って、
いろいろイベントをしたり、フリーペーパーを作ったり、
銭湯を盛り上げようとして頑張ってるんだよ。
これが、フリーペーパーの「1010(いちまるいちまる)」ってやつ。


おお、、これはまた・・
ぜんっぜん、銭湯と関係ない表紙だね(笑)。

知り合いのイラストレーターとかに
頼んだのかもしれないね。

内容も、かなり充実してる。
東京浴場組合、頑張ってるなあ。
「都内全軒達成者インタビュー」とか、
最高に面白そうだね。

そうそう、
これが面白いんだよ。

「880浴場めぐりを一年で達成」
・・ってどうやったんだこれ。

一日に2箇所ずつぐらい、
銭湯をハシゴしてるんじゃないの?

それでも、追いつかないから、
まとめて3箇所とか行ったりしてるんだね。
銭湯検定を受けようと思ったのはいつ?

去年ぐらいかな、
このフリーペーパーで、
「銭湯検定が始まります」って記事を読んで。

あ、銭湯検定が出来たのって、
そんな最近なんだ?

そう。
4級は、わりと簡単で、
ちょっと勉強すれば、すぐに取れるんだけど。
その後しばらくして「3級が始まります」と。

うんうん。

それは、ちゃんとした公式テキストがあって、
日本の歴史からの勉強になるわけ。
「風呂の起源は、光明皇后が施浴をおこなったことから始まり・・」とか、
古事記の話とかね。

銭湯検定で!?

それを受ける時はもう、
久しぶりに勉強っていうものをした。(笑)

本格的だなあ。
でも、そのテキストをきっちり勉強してれば、
合格出来る感じ?

いや、時事問題とかもある。
銭湯を改装して、とんかつ屋にした店の写真とかあって。
これは以前「○○湯」でした、っていうのを答えさせたり…。

わからんよ!(笑)
「カルトQ」じゃないんだから。

だから、実際、
ある程度銭湯に行ったことないと、
わからない問題だよね。

そうなると、2級は、
どういう試験だったの?

テーマが与えられて、
それについて、原稿用紙4~5枚分で書け、
っていう試験。

今度は、論文になるのか。
選択式とかの基礎問題もあるの?

無い。

論文のみ!?
スゴい試験だな。

もう、いかに銭湯好きかってことを
簡潔に書くか、っていう感じ。
かなりヘビーでしょ?

対策のしようがないって。

試験を作るほうも暗中模索な感じだから、
どうやって書けばいいか、みんなもわからない感じだった。

どういうテーマが与えられるの?

「外国人に、銭湯のことをどういうふうに教えますか?」とか、
「あなたのおすすめの銭湯巡りプランを書いてください。」とか。

なるほど、面白いね!
それはでも、受験するなら今、って感じがするな。
この先、だんだん、
試験内容もかっちり固まってくるんじゃないかな。

まあ、、、
そこまで受験者が増えるかわからないけど…。

そうすると、
1級はどういう試験になるの?

1級は、まだ無い。

(笑)「まだ無い」ってのも、スゴいな!
検定の主催者も、走りながら考えてるんだね。
受験者のほうも、そうとう強者揃いなんだろうな。

詳しい人っていうのは、
東京だけじゃなくて、全国に詳しいんだよね。

あ、やっぱりそう!?

僕は、あんまり地方に行く機会はないけど、
地方に行った時なんかは、やっぱり、
ホテルに泊まっていても、銭湯を探しちゃう。
西のほうはまた、全然違くてね、面白いんだ。

東京以外にも、
銭湯って、結構あるんだね。

京都は、もともと町家建築で、
家に風呂がないことが多いんだよね。
だから、銭湯も多い。

なるほどなあ。

そう、京都の銭湯には、脱衣所に、
「柳行李(やなぎごおり)」っていう長いカゴがあって、
そこに荷物とかを入れておく、とか。
東京の古いところだと丸い籠なんだけど。

ロッカーに入れるんじゃなくて、
籠に入れて、置いておくんだね。

そう、番台っていうのは、
そういうのを見張っておく役目もある。

まあ、銭湯の客って、
基本的には、同じ町の顔見知り同士だしね。

でも、江戸時代なんかは、
みんなが銭湯に行くから、大混雑になったりして、
そうすると、泥棒もいるんだよね。
そういうのを「板の間稼ぎ」って言ったり。
これも試験に出ます。(笑)

あ、銭湯専門の泥棒、っていうのがあったのか。
そういう言葉があるってことからして、
やっぱり、銭湯ってのは、文化だよなあ。

銭湯すたれば人情もすたる

銭湯めぐりをする時の、
オススメのプランなんてのはある?

たとえば、主婦向けだったら、
東京って、有名な商店街がいくつもあって。
武蔵小山とか、戸越銀座とか。
そういう商店街の近くには、だいたい銭湯がある。

そうだね。

商店街でおかずを買って、
お風呂に入って、っていう、
毎日の生活に密着した銭湯を紹介する、とか。

うんうん。

建築っていう視点からも、
銭湯ってのは、すごく面白い飾りや様式がたくさんある。
例えば入口の屋根に、縁起物の飾りが掘られていたりね。
「懸魚(けぎょ)」っていうんだけど。

この、「仲乃湯」は、
入口の上に、注連縄(しめ縄)があったよ。

ああ、そう!
やっぱり、神社とかと一緒だね。

そういう、パブリックスペース的な場所なんだな。
ほんと、銭湯っていうのは面白い。

銭湯に行くと、ときどき壁に貼られてる、
田村隆一っていう人の詩があるんだけど。
これがまた、いい詩なんよ。

あ、これか。
「銭湯すたれば人情もすたる」


なるほどなあ。
これは、いいこと言ってるね。

銭湯がなかったら、
集団生活のルールとマナーを、
いったい誰が教えるのか、っていうことなんだよね。
だから、子供はね、
もっと銭湯に連れていったほうがいいと思うな。
(2011年12月 横浜「仲乃湯」にて)


【ヒトゴトへの一言(中村洸祐)】
まさか高校時代から20年も経って、
横浜の名湯に浸かりながら話をするなんて。
ホント、
♪人生って、不思議なものですね♪

清水宣晶からの紹介】
中村くんは、高校時代の3年間を共に過ごしたクラスメイトだ。
彼は、ブラスバンド部で指揮者をやっていて、圧倒的な音楽の知識と演奏技術を持っていた。
その感受性で、数多くの芸術作品を自分の糧としていて、好きな邦楽や映画の話をするような時、彼独自の世界観から学ぶことが、ものすごくたくさんあった。
一見すると平凡に思える映画や音楽であっても、彼のフィルターを通して解説を聞くと、その作品の魅力がよく理解できた。

その後20年近い年月が経ち、いまなお彼は音楽と映画を愛し、さらに、銭湯通いというライフワークを日々の生活の中に加えて、人生を豊かにしている。
今回、中村くんに会うにあたって、湯に浸かりながら、ゆっくりと話をすることにした。
今も昔も、彼の話しにはユーモアがあふれていて、聞く人を飽きさせない。人情の機微に通じている彼が、銭湯に強く惹きつけられたというのは、必然のことだったのだと思う。

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