源侑輝


・北海道出身&北海道から出たことない歴23年
・宅地建物取引主任者 当時合格最低年齢

1)日本の若者の夢の保有率を100%
2)幸せのインフレを起こす
3)ドキドキとワクワクが生まれる社
会を創る会社を創る

まだ、中身が無いですが、皆さんから多くのことを学び、多くの経験をさせてもらい、多くのことを得たいと上京してきました。
また北海道に戻りますが、その間まで、色々と勉強させていただきたいと思います。

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シェアスペースの提案

(清水宣晶:) 源さんは、東京に来る前、
北海道では学生をやってたんですか?

(源侑輝:) はい。大学生だったんですけど、
学校はやめてきました。

やめてきましたか!
それはまた、思い切りましたね。


北海道では、社会人の方々と一緒に、
学生向けの地域活性プログラムの立ちあげに関わっていて、
それを体験していた間が、僕の就活みたいなもので。

自分で何かやりたくなっちゃったんですね。

宅建の免許を持ってたので、
東京で、不動産仲介を始めまして。
シェアハウスや、コワーキングスペースを
企画して作る、っていうことをやっています。

シェアスペースに向いた空き物件を探して、
リフォームを企画するっていうことでしょうか。


そうです。
築30年ぐらいの、
3LDKとか一軒家の物件が市場では余ってきていて。
なかなか大家さんは再投資に踏み切れないので、
そこを提案させてもらうわけです。

空いている物件を
こういうふうにリフォームすると借り手が見つかりますよ、
と言うわけですね。

はい。
リビングを広めにして、部屋をいくつか区切ったような、
シェアハウスに向いた間取りっていうのがあるので、
そういう提案をしたり、
あとは、2月には、池袋で、
コワーキングカフェをオープンします。

コワーキングカフェ!?

もともとカフェだった物件を利用して、
曜日ごとに日替わりで交替して、
複数の人がカフェ店舗として利用する場所です。

面白い!!

カフェをやりたい方ってたくさんいるので、
初期費用まったく要らずに、
スタートアップカフェという位置づけで。

それはいいなあ。
カフェをやりたいけど初期投資がかかるから出来ない、
っていう人、いっぱいいますよね。

そう、飲食店て最初がハードル高くて、
東京でやろうとすると、500万から1000万ぐらいは
かかっちゃうと思うんですけど、
それを気軽に始められるようにしたかったんです。

そこで試しにやってみて、
お店の方向性を確認することも出来るし、
めちゃくちゃいいと思います。
スペースの有効利用ですね。

今、空室率がどんどん増えてるんですよ。

人口が減ってますからね。

もともと居住で使っていた物件を、
居住以外の目的で使えば、
有効に活用出来るんじゃないかと思って、
そのやり方を、いろいろ考えているところです。

のび太の家を作る

宅建の資格は、
在学中に取ってたわけですか?

資格を取ったのは17歳の時です。

17歳!?
宅建の受験って、年齢制限は・・

受験時の年齢制限は無いんです。
実際に免許が交付されるのは、成年後ですけれど。

じゃあ、大学では、
不動産とか建築関連の学部に進んだんですか?

全然関係なくて、
北海道大学の水産学部に行ったんです。

ええ?
水産学部?


当時、「ONE PIECE」が、
自分の中でブームになっていて。


ぶはははは!
それで海関係に。

海賊王カッコいいなと思って、
そういうパッションで動いちゃったんですね。
最初は、ガンダムとかマクロスとか大好きで、
理工系に行きたかったんですけど、
大学行くタイミングでは、
ONE PIECEがその上をいってました。

最高だなあ。

僕がやりたい不動産業っていうのは、
ジブリの世界にある家を作ったり、
のび太の家を作ってみたいんですよ。

のび太の家・・?

4LDKの一軒家なんですけど、
アニメーションをもとにした図面はあるので、
中古の家を改築して、同じ家を再現するんです。


(笑)それ、壮大なプロジェクトですね。

綾波レイの住んでた公団住宅と
同じ内装の部屋を作ったり、
そういうものを企画できたら、
新しい不動産になるなあと思って。

等身大ガンダムも出たことだし、
実物のゴーイングメリー号を作って、
住めるようにしたりとか。


やりたいですね。
空間っていうものを作ることを軸にしたいなと思っていて。
今、社会起業大学にも通っているんですけれど、
自分で事業をやるからには、
何か社会課題を自分自身で解決したいと思って、
ホームレス支援をやっているんです。

それは、
家を提供するっていうことですか?

ホームレスと住むシェアハウスをやっています。
そこで今、3人のホームレスの人と住んでいて。
去年の10月から11月の1ヶ月間、
僕自身も、路上でホームレスの生活をしてたんですよ。

ええ!?
自分でやったんですか?

予算は5000円て決めて、
1ヶ月それで生活をすることにして。

すごいなあ。
どこのエリアでやったんですか?


秋葉原です。
本来なら、暮らしやすいのは、
水や公園やトイレがある上野なんですけど、
パソコンとかの荷物は持って移動するので、
Wifiやコンセントを使える環境っていうことを考えると、
秋葉原が一番、条件が良かったんです。

コンセントというのは?

いたるところに電光掲示板があるので。
まあ、盗電にはなるんですけれど。

(笑)そうか、
電気を使えるっていう観点では、
あんなに恵まれた街はないですね。
移動型の生活では、電源は重要ですよ。

家があることの意味

なにか、
ホームレスのコミュニティーっていうのもあるんですか?

秋葉原の昭和口のほうは、
ホームレスの人がいっぱいいるんですよ。
その中で、イケちゃんて呼ばれてる人が仕切ってるんです。

イケちゃん。
顔役みたいな人がいるわけですね。
その人に挨拶しておかないと活動出来ない、みたいな。

秋葉原に一つだけ、
身分証明書がなくても働ける場所があるんですけど、
そこを紹介してくれたりとか、
ダンボールがどこにあるとか教えてくれるんです。
で、そのお礼代わりに、お酒やタバコを持って行ったり。

他のホームレスの人たちと仲良くしないと、
寝る場所に困るとかあるんでしょうか。

そうですね。
ホームレスになった途端、社会から孤立するので、
一人でいると怖いんですよ。
だから、寝る時なんかもなるべく、
一人だけでは寝ないようにするので。

食べ物はどうするわけですか?

やっぱり、食べ物が一番困ったんですけど、
東京では一日に平均6回、炊き出しがあるんです。

それは、都内のあちこちで、
場所を変えてやってるんですか?


各地でおこなわれていて、
主に集結してるのが、新宿とか、上野公園とか、南千住のあたりで。
上野のあたりにいると、新宿にも南千住にも行ける距離なんです。

それは、ボランティア団体が実施してる
炊き出しですか?

ほとんどが宗教団体ですね。
あとは、街宣車で抗議活動をしてる団体とか。
そういう人たちが配給していて、
ご飯をもらった後は、キリスト教の説法を聞かされたりとか。

その場所を、毎日、
順番にまわっていくわけですか。

ご飯をもらうと、その時に、
いろいろな食料を入れたビニール袋を
一袋ぐらい、くれるんです。
それで3日間ぐらいは過ごせますね。

へええ。

10月だと、
上野の炊き出しに250名ぐらい集まります。

その中で、源さんぐらい若い人がいると、
目立つでしょう?

目立ちます。
20代は、僕の他は、いても3人ぐらいですね。
その人たちに話しを聞くと、家出したっていう人がいたり。
みんな本名では話さないので、
お互い、あだ名というか、
ストリートネームしか知らないんですけど。

ストリートネームっていうのがあるわけですか。
過去にそれぞれ、いろいろな事情を持ってるんでしょうね。
ホームレスの人と一緒に住むシェアハウスというのは、
入居の際、身元とか事情は問わないことにしているんですか?

そうですね。
そこはブラックボックスとして扱っているので、
何があったか、僕もわからない部分です。

うーむ、、すごい!

僕がホームレスをやってわかったのは、
雨露をしのげる家があるっていうだけで、
自尊心が回復されるっていうことだったんです。

はい。

で、シェアハウスに住むと、自分だけじゃなくて、
ご飯を作って待っててくれるヤツがいるわけですよね。
そういう中にいると、自然と生活も自立してくるんですよ。
で、家をすごい大切にしてくれるので、
シェアハウスの管理人をやってもらってます。

シェアハウスの他の同居者にとっても、
今までにない経験でしょうね。

最初、一緒に住むって言った時は、もめましたけど、
今は「お父さん」みたいなポジションにいますよね。
帰ってきたら、みんなの靴が磨いてあったり。

家族のようなつながりで。

いろんな施設も見たんですけど、
酒を飲めないとか、タバコを吸えないとか、
細かく管理されている施設って、住む場所は与えられていても、
自尊心っていう部分はまったく回復されていないと思ったんです。

やっぱり、人との関わりがあるっていうのは、
重要な要素なんでしょうね。

そうですね。
だから、住む家がない人の支援をするっていう時に、
ただ家を与えるっていうだけじゃなくて、
コミュニティーごと持っていくのが一番いい形だと思います。

ホームレスの支援っていうことは、
不動産業で起業をした時から考えていたことだったですか?

自分の目の前にいる人を支援したいっていうことを考えながら
上京したんですけど、北海道から東京に来た時、
最初に目にした景色が、上野公園だったんです。

そうでしたか。

そこで、たくさんのホームレスの人たちを見て、
それを自分が向き合うテーマの一つにしたい、
って思っていました。

そこで見たものと、
源さんが勉強していた不動産っていうものが、
ちょうどつながったっていうのも、縁ですね。


僕は、この先の日本で、
生活困窮者って呼ばれる人たちの数は増え続けると思うんです。
で、住む家が持てない人がいる一方で、
入居者がいない空室の数もどんどん増えてるんです。

そうですよね。
考えてみれば、もったいない話しだと思います。

そこをうまくマッチングさせることが出来ればいいなと思って。
将来、ホームレスのことっていうのは、きっと、
今よりも身近な問題として、日本人が考えるべきものに
なるんじゃないかと思ってます。
(2013年1月 横浜「リゴレット」にて)


清水宣晶からの紹介】
源さんは、「ヒトゴト」のサイトを見て興味を持ってくれたとのことで、ご連絡をいただいた。
僕から誰かに、会ってお話しを聞きたいというメールを送ることはよくあるけれど、その逆のことはあまりないので、喜んでお会いしたところ、源さんの話しがあまりに面白かったので、その場でそのままインタビューをさせてもらうことになったのだった。

源さんは自分のことを、「パッションで動いている」と言っていたが、その言葉どおり、思い立ったらすぐに行動に移す機敏さと、次々と未知のものに飛び込んでいく果断さがあり、その熱量にすっかりあてられた気分だった。
人間に対する信頼がベースにないと、ここまで無防備に飛び込めるものではない。それが出来るのは彼自身が、裸で飛び込んでみたら、意外と人は優しかった、という実感を持っているからではないかと思った。

今、絆ということがよく言われているけれど、一番必要なものは、人と人とが接するためのリアルに存在する場なのだと思う。その場をみずから作り出そうとしている源さんは、今後、多くの人の生き方に影響を与えていくに違いない。

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