紀乃のりこ


保育士/育児生活コンサルタント

山梨大学化学生物工学科卒。
NECソフト(株)に就職し、システムエンジニアとして6年間勤めた後、2005年に個人事業主として独立し、2006年に合同会社私の心地よさ、2012年に株式会社チャイルド・スマイルを設立。
大学卒業後、会社に勤務しながら教育・保育分野での活動を希望し、保育士を目指して勉強。

保育士資格取得後、実習の場を求めて愛媛の保育所を選び、二週間の泊り込み現場研修を経験。
ベビーシッターやベビーシッター育成マネージャー、メンタルカウンセラー等のキャリアを経て、ふたりの子どもに恵まれたこともあり、現在の日本における保育サービスの足りなさを実感。

家庭的で小規模な保育園で子ども家庭と地域の子育てを支えるプランを企画し、モデルケースとして保育ルーム「ちいはぐ・多摩」を開所。好評を得て、現在、小規模保育所「ちいはぐ」の普及に努める。
2013年、調布市、仙川駅の南北に「ちいはぐ・仙川」「ちいはぐ・若葉」を開所。2014年、北区、十条駅の南に「ちいはぐ・十条」を開所予定。
子どもが笑顔に囲まれて、いきいきと笑顔で成長していける社会をつくるべく奮闘中。

■小規模保育園「ちいはぐ」
http://www.csmile.org/

地域で育む子育て

(紀乃のりこ:) これ、荷物になっちゃうかもしれないんだけど、
お子さんの出産祝い。

(清水宣晶:) えええ?
ありがとう!

さっき、仙川のおもちゃ屋で、
これだー!っていうおもちゃとの出会いがあって。


おお!
カエルのカスタネット。

そう、今日、あっきーさんに会わなかったら、
おもちゃ屋に行くこともなくて、
これに出会うこともなかったから、
ありがとうございます。

これは嬉しいなあ。
ちょうど今、こういうおもちゃに興味を持って、
遊びはじめてる時期だよ。

どうですか?
赤ちゃんは?

もうすぐ4ヶ月なんだけど、
やっぱり、かわいいし、面白いね。
今、出来ることがどんどん増えてるからさ。
指を口に持っていくようになったり、
両手を組むようになったり。

あ、そういうのに、
父親のほうが気がつくって珍しいね。

毎日、お風呂に入れてるからってのはあるかな。
お風呂だと、子どもの様子がよくわかるから。
紀乃ちゃんは、生後何ヶ月だとこのぐらいの発達、
って、もう、感覚としてわかる?


私は、小さい頃から子どもの世話をしてたから、
それで、なんとなくわかってた。

ん?
それは、弟の面倒を見てたってこと?

1つ年下の弟のこともあるんだけど、
母が、子どもをどんどん預かっちゃう人だったの。

あ、そう!

「ウチの娘、子守り上手いのよ」って言って預かって。
小学生の頃から、保育してた。

(笑)小学生で、保育してた!

オムツ替えしたり、ご飯たべさせたり、
寝かしつけたりとか。
完全ボランティアだけど。

広い家だったの?

山梨の田舎だから、
平屋の一軒家で、スペースは結構あったのね。


そうか、
紀乃ちゃんが子ども好きなのは、
まず、お母さんが
子ども好きだったからなんだな。

今でも、実家では、
近所の子を預かってるみたい。

お母さんが、今でも?
それはスゴいことだよ。

昔から、子どもが子どもを育ててた地域でね。
小さい子をおんぶして小学校に行ってるような
写真を見たことあった。

ああ、なんか昔っぽい、懐かしい感じだな。
保育っていうよりも、「子守り」だよね。

今、そういう、地域性がどんどん減ってるから、
自分が親になって初めて、赤ちゃんとか
子どもに触れたっていう人が多くなってるの。

ほんとそうだよ。
オレも、赤ちゃんと接した経験て、
子どもが生まれるまで、ほとんど無かったなあ。

今の、お父さんやお母さんは昔に比べて、
大変だなぁと思う時がある。
「密室育児」とも言われてるけど、
知識も経験もないところに、
毎日、子どもと二人っきりだったり。

そうなんだよね。
オレ、子どものちょっと変わった反応見ても、
それが正常なのかどうかがわからないから、
ネットで調べたりするよ。

周りの経験者が「それでいいのよ、大丈夫よ」って
言ってくれることですごく楽になるってあると思う。
今はそれをネット上の誰かが言ってくれている感じだよね。


やっぱり、子育てには、
近所の人だったり、親戚だったり、
いろんな人がごちゃごちゃと出入りするところって
いい環境なんだと思うな。

そう、お母さん一人だけで育てるのも大変だし、
保育園だけで育てるのも大変だから、
地域みんなで育てよう、っていうのが、
私が思う理想の形なの。
(※小規模保育園「ちいはぐ」の名前には、
地域で育む、という意味が込められている)


お母さんと子どもだけで、
ずっとつきっきりになっちゃうと、
どっちも疲れちゃうから、
適当な距離で、なんとなく見られてる、
みたいなのがいいと思うんだよ。

それは、私も同じことを思っていて、
会社のロゴにもそういう意味を入れてるの。

3つ球は、真ん中が子どもで、
右の大きな球は保護者、左は保育園のスタッフ、
大人達は両手を繋いで、子どもを少し離れたところから包んで、
ちいさくハグし続ける姿勢で居ようって。
そうやって子どもの笑顔を増やそうって、全体は笑顔を描いてるの。

なるほど、なるほど。

で、ヘリウムの原子モデルの形でもある。
「すい、へー、りー、べー」に出てくるヘリウムは、
周期表の順番で一番最初に安定する元素なの。
安定することへの願いも込めた。

ぶはははは!
たしかにこれ、原子モデルの図みたいだね。

私、化学みたいに、
原理原則を探っていく学問がすごく好きで。


そういえば、紀乃ちゃんて、
もともと、大学では化学を専攻して、
システムエンジニアの仕事してたんだよね。
面白い経歴だよなあ。

そう?そっか、そうだね。
よく、IT業界に勤めていたのに
保育の業界に転職したきっかけって何ですか、
って聞かれることがあるんだけど、
私の中では転職したっていう感じじゃなくて、
昔やってたことに戻った感じなんだよね。

うんうん。

もともと、子どもが好きで、
学校の先生になりたいって思ってたから、
教育学部に入りたかったのね。

あ、大学に入る時から、
もう考えたんだ?

大学に入る、もっと、ずっと前から考えてた。
小学校の先生になりたい、って、
保育園の卒園アルバムに書いてあったから。

(笑)まだ、自分が小学校にも入ってないのに。
その頃から、子どもの面倒見てたから、
そういうことに興味があったんだね。


ずっと学校の先生になりたくて、
学芸大学の教育学部を目指して勉強したんだけど、
成績が伸びなくて入れなかった。
それで、自分が好きだった化学を専攻しても、
学校の先生になれるから、っていうことで工学部に入ったの。

教員免許を取れば、
理科の先生にはなれる、と。

そう。
早く先生になりたかったから、大学生の時に塾講師のアルバイトをして、
そこの塾長と色々な話しをしたんだけれど、
どうも、私は学校の先生になっても自分のやりたいことは
できないんじゃないか、って思いはじめたのね。

なるほど。

で、どうしようか、って考えた時に、
子どもを包む、環境づくりとか、
仕組みづくりに関わるっていうことのほうが、
自分のやりたいことに近いと思って、
仕組み=システムだ!って、
システムエンジニアの仕事に興味を持った。

子どもに接する仕事

じゃあ、システムエンジニアになるっていう時も、
子どもに関わることを考えてたんだ?

そう。
おかしいよね。


そんな志望動機でシステムエンジニアになった人って、
あんまりいないだろうな。

それで、文教システム部っていう
学校・教育関連の担当部署を希望したんだけど、
実際に配属になったのは官庁系の部署で、
国交省の仕事を担当することになったの。

うんうん。

がっくりしたけど、しばらくは、
そこでがんばってみようと思って6年間いた。
でも、やっぱり、子どもに接したくなっちゃって。
子どものために働きたいって思ったはずなのに、
いつの間にか、すごく遠くにきちゃったな、って。

仕事の中で、子どもと接する機会は
まったくないわけだからね。

どうしていいかわからなかったんだけど、
保育士の資格は取っておいたほうがいいなと思って、
昼間に仕事をしながら、夜の学校に通った。

あ、勤めながら、
保育士の資格を取ったんだね。

何度も試験を受けたから、
資格が取れたのは退職後だったんだけどね。
で、どんな保育園があるかを調べていろいろ見に行って、
四国の保育園に、泊まり込みの実習にも行って。
そのうちに、自分の子育ても始まり、
とりあえず、母の真似をして、
自分の家で預かるってことから始めることにしたの。
保育園をつくりたい、こんな保育がしたい、っていろんな人に話してたら、
「ぜひ、ウチの子を預かって!」って言ってくれる人がいて。


そうだよなあ。
よく知ってる友達に預かってもらえたら、
ありがたいって思うよね。

いいよ!って私もよろこんで引き受けたんだけど、
事前に色々と決めておこうね、って打ち合わせをした時に、
「保険は入ってるの?」っていう話しが出てきて。

あ!そうか。
個人で預かる形で、
保険ってのは、考えもしなかったな。

うん。
そっか、そういうことも求められる時代なんだな、って知って、
でも、保険に入るんだったら、ちゃんと収支のことも考えて、
事業にしないと、って思った。

そうだよね。

その直後に、内閣府の雇用促進事業を見つけて、
『空き住居を活用した保育所で待機児童問題を解消』
っていうプランで申し込んだら、
それが通って起業の助成金をもらえたの。
それで、株式会社をつくった。

なるほどなあ。
ちゃんと、仕事として成り立つ仕組みをつくり上げたんだな。
保険のことを聞いても思うけど、
人様の大事な子どもを預かるっていうのは、
責任もあるし、大変なことなんだろうね。

本当にそう思う。
でも、安全を重視しすぎるあまり、
子どもが成長する機会を奪わないようにしたい、
とも思ってる。


過保護になっちゃわないようにっていうことかな。

たとえば、つかまり立ちや、つたい歩きを始める時期って、
いろいろなところを持って、立ち上がろうとするんだけど、
それをさせないようにしている保育園もあるのね。

転んだら危ないから?

そう。
でも私は、転ぶことも含めて、
小さな失敗は子どもの権利なんだと思う。
転んだら痛いっていうことや、
転びそうになったら手をつく、っていうことは、
経験しないとわからないと思うから。

そうだよなあ。
転んで痛かった経験がないまま大きくなったりしたら、
いきなり大怪我しそうで、かえってコワいよ。

子どもの経験の機会を守る、って私は言っているんだけれど、
つかまり立ちをさせないことよりも、
ちゃんと誰かが見ている中で、
チャレンジをさせることのほうが大事だと思ってる。

安全に転べるようにする、
っていうことだね。

保育ってマニュアル化は出来ないものだと思っていて。
安全な環境を整えて、安全を判断出来る保育者が保育して、
あとは、子どもひとりひとりの様子を見守りながら、
その瞬間に適切な対応をしていくべきなんだと思う。

難しいことだね。
完全に放ったらかしにするか、
危ないことは一切させないか、
どっちかはっきりしてたら楽だろうと思うけど、
その中間ってのは、難しい。

そうなの。
そこは、いつも考えているところだし、
難しいところだと思う。

保育園によって考え方が違うことって、
他にもある?

あるある。
食べ物を粗末にするのはいけない、っていうのは、
一般的にもよく言われるし、共通の認識があると思うけど、
具体的にどういうことが粗末にすることか、っていうところは
結構、保育園によって認識が違うと思う。

どういう考え方があるの?

全部残さずに食べることが粗末にしないこと、
って考えてる保育園が多いと思うんだけど、
私は、嫌いなのに我慢して食べることのほうが、
食べ物に失礼だと思っていて。

たとえば、子どもが人参を嫌いだった場合、
どういう風に対応が違うんだろう。

残さないのがいいこと、っていう方針の保育園では、
なんとかして食べさせていたり、
苦手な食べ物を最初からお皿に載せないことで、
全部食べきることを優先にしている園もある。

うんうん。


でも私は、機会は均等に受け取るべきだと思ってるから、
苦手な食べ物も少しだけお皿に載せて、
「美味しいから食べてみない?」って
促すことを続けていこうと思ってる。

そうか。
そのうち、気が向いて食べてみるかもしれないし。

そう、
好きな大人が美味しいよって言ってるから、
信頼して食べてみようかなって気持ちになることもあると思う。

それはいいね。
無理やり食べさせるよりも、
自然と好きになりやすい気がするよ。

ある三歳の女の子がね、
緑色の野菜がまったく食べられなかったんだけど、
お皿に載せ続けていたら、ある日突然、
自分から食べて「おいしい」って言ったの。

味の好き嫌いも、
時期によって変わっていくから、
ほんとは好きな味なのに、それに気づかなかったら、
もったいないことだね。


うん、子どもは日々、成長と共にすごく変化している。
その中で、美味しいと思って食べられるものが増えることは
幸福度が上がることだと思っているから、
その機会は、無くさないようにしようって思ってる。

紀乃ちゃん、保育士になる前に学んだことに加えて、
どうすればもっと良くなるかって、
自分で考えてアレンジしてるんだな。

そこは、自分ではあまり意識していなかったんだけど、
保育の経験のほうが、知識よりも先にあったから、
その感覚で判断をしてるところはあると思う。

それは、大事なことだと思うよ。
どの業界もそうだろうけど、
その、閉じた世界の中では常識とされてることでも、
客観的に見たらおかしな常識ってあるんだろうから、
そこは、体感で判断できる人がいたほうがいいんだろうね。

いろいろな保育所を見てきて、その中で、
ちょこちょこと違和感を感じるところがあったから、
じゃあ、自分がいいと思える保育所を自分で作ろうっていうことも、
「ちいはぐ」を始めた動機だったの。

私の心地よさ

紀乃ちゃんは、昔から、
子育てと仕事と、両方をやろうって考えてた?


私は、同時平行で物事を進めるのが好きで、
本も数冊を並行して読むし、
食事もアラカルトが好きなのね。

いろいろな種類の経験をしたいってこと?

それはすごくある!
完全に子育てだけをしてた期間も、
少しの間あったんだけど、
それはそれですごく楽しかったけど、
なんだか窮屈な感じもあった。

それだけじゃ物足りないんだ?

私にとって一番大切なことを
どうしてもひとつだけ選ばなきゃいけないとしたら
子育てを選ぶんだけど、私は、一つのことだけをやり続けるのは、
キューって詰まってくる感じがある。
何か他のことがあれば、こっちでキューってなったことを、
別のところで緩和できるし。
こっちに行ったりあっちに行ったり、グルグルと
円運動を繰り返しながら自分のバランスを取ってるのかな。

ああ、その感じはわかるな。

でも、何が合っているかは人それぞれで、
「私の心地よさ、なんだよ」っていう言い方をしてる。
私みたいに、同時に違うことをやるのが心地いい人もいれば、
専業主婦が心地いい人だっているから。

そうだね。

「西の魔女が死んだ」っていう小説の中で、

おばあちゃんが言った、
「シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか」
っていうセリフがすごく好きなの。

シロクマには北極が一番心地いいわけだから。

そう、一般的には、北極よりハワイのほうが
快適っていうことになってるけど、
シロクマにとってハワイは全然快適じゃないんだよね。


紀乃ちゃん、保育士の勉強してた時、
保育士として子どもと接する、
っていうことは考えてたんだろうけど、
「保育園をつくる」っていうのは、
いつ思いついたことなの?

それも、自分の中でぴったりと
やりたいことが合わさった時があったんだけど。
私、人の居場所をつくりたい、っていう想いもあって、
カフェをつくろうってことも考えてた。
7年前、初めての起業で合同会社をつくった時の定款には、
飲食業も入れてあったの。

あ、そう!

その、人の居場所をつくりたいっていう想いと、
大好きな子ども達のためにがんばりたいっていう
想いがリンクして、保育園をつくるってことに行き着いた。

なるほどなあ。
その両方を満たすものってのは、
まさに、保育園だね。

私がこれからやりたいことって、
まだまだいっぱいあるんだけど、
その一つに、大人の保育園を作りたい、
っていうのがある。

・・大人の保育園?
なにそれ!?

私にとって保育園っていうのは、
疲れを取って、英気を養って、
次にがんばっていくためのパワーを充電する場所なの。
携帯の充電器をクレードルって呼ぶけど、
ゆりかごも、英語でクレードルなの。
で、大人にもそれにあたる場所が要るんじゃないかな、って。

大人の、それにあたる場所っていうと、、
キャバクラなんじゃないの?

あぁ、やっぱりそうなっちゃう?


大人にはもう、
そういう場所が世の中にいろいろあるかもなあ。

うん、あるね。
そういう意味では、保育所っぽくできるのって、
格好をエプロンにすることぐらいなんだけど・・・。

いや、それ、ますます、
おかしな方向にいっちゃうんじゃないか(笑)。

私、昔、
西麻布のラウンジで接客の仕事をしていたことがあるの。

そういう仕事もしてたことあったんだ!?
それは面白いなあ。

その時にね、
保育の仕事と、ラウンジでお酒を飲んでるお客さんに接する仕事って、
すごく共通点があるなって思った。


なるほど、、、
これは深い話しになってきたぞ。

保育でも、たとえば、ご飯を食べさせる時、
お世話をされてるっていう感覚を子どもになるべく与えずに、
自分で上手に食べられた、って
子どもに感じてもらうことって、すごく大事だと思うんだけれど。

うんうん。


ラウンジってすごくて、
それぞれのお客さんの、灰皿とかお酒とかおしぼりとかを置く、
好きなポジションを覚えるのね。
で、席を立ってる時とかに、こっそり入れ替えるの。

気づかれないように、さりげなく。
それ、すごく高度なサービスだね。

それで、なんだか居心地がいいって感じてくれれば、
ここはいいお店だな、寛げるなって思ってくれるでしょ。

それはわかるなあ。
どんなサービスの仕事をやっていても、
レベルが高くなってくると、行き着くところは同じだよね。

うん。「おもてなしの心」にも通じると思う。
私にとっては、「心地いい居場所をつくる」っていうことが、
自分のやりたいことで、それが子どものためのものなら
保育園になるし、大人にとっても、そういう場所が
あってもいいかなって。
それで、子どもも大人も、心地よさは人それぞれだから、
その居場所での保育も接客も、
マニュアル化はできないな、ってなる。

それを聞くと、
大人向けのもつくってほしいって思うなあ。
紀乃ちゃんがつくったら、今までに無かった種類の、
居心地いい場所になると思うよ。
(2014年2月 仙川「星乃珈琲店」にて)


【ヒトゴトへの一言(紀乃のりこ)】
共通の友人が「『ヒトゴト』のインタビューを受けてみたら?色々、頭の中が整理できると思う」とこの場をセッティングしてくれました。
普段、講演や研修などで様々な人向けに話をしているのですが、今回はいったい誰に向けてのメッセージ?…疑問をストレートにあっきーさんに渡すと「紀乃ちゃんにフォーカスした記事にするから、そうだな、友人に話す感じで」と。
ん?友人に話す??そんなインタビューは初めてだ…と若干緊張しながら話すと、さすが聞き上手!私の中から次から次へと言葉が出てきて、私、このトークを止めれるのか?と心配になるほどでした。
私の噴火のような喋りを涼しく聞いてくださり、さらに一瞬でこんなにおもしろい記事を書いてくださり、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
私の脳内を整理してもらい、自分で自分を客観的に見た感想は…「この人、おもしろい!」でした。

清水宣晶からの紹介】
紀乃ちゃんに初めて会ったのは2007年のことだ。
当時、彼女は一人目のこどもを妊娠中で、自分の会社を作ったばかりという、すべてがこれから動き始める時期だった。

そのとき既に、子育てに関わる会社を起ち上げるというビジョンをはっきりと持っていて、それを長い時間をかけて、本当に実現させてしまった彼女の実行力をスゴいと思っていたのだけれど、今回話しを聞いて更に驚いたのは、その同じ思いを、まだ自分自身が子どもだった時からずっと持ち続けていたという、スパンの長さだった。

保育園の運営というのは、育児という、人の経験知が重要になる感覚的な側面がありながら、同時に、効率的な経営を求められるビジネス的な側面もある。
それを両立させることはなかなか難しいことだろうと思うのだけれど、紀乃ちゃんはその両方の資質をバランスよく持っている、とても稀有な女性だと思う。

SPECIAL THANKS TO

有馬友恵有馬友恵さん
紀乃さんのところにお話しを聞きに行くことをオススメしてもらいました。


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